FPGA/CPLDのプログラミング・データ(コンフィグレーション・データ)の書き込み

インテル(アルテラ)のFPGA/CPLDのプログラミング・データやコンフィグレーション・データをデバイスに書き込むにはUSB-Blaster Download Cableという書き込みツールが必要です。インテルの純正品であれば間違いありませんが少々高価なので躊躇してしまいます。現在使っているの書き込みツールはインテルの純正品ではなくTerasic製のインテル互換品ですが特に問題なく使えているのでお勧めです。ノーブランド品で安価なUSB Blaster互換JTagケーブル [並行輸入品]というのもありますがレビューによるとうまく動作するかは半々といったところのようですのでダメもとと割り切れる人以外はお勧めできません。

また、ソフトウェアも必要になります。Intel(Altera)のFPGA/CPLD開発環境をインストールすれば書き込みが可能になりますが単にデータを書き込みたいだけなのに開発環境をフルインストールする気にはなれませんね。実はFPGA/CPLDのプログラミング・データやコンフィグレーション・データを書き込むソフトウエア(Programmer(Quartus Prime version))だけをインストールすることができます。

Programmer(Quartus Prime version)のインストール

Intel(Altera)のFPGA開発ツールを使用するにはユーザー登録が必要になります。

ProgrammerはインテルのFPGA’s ダウンロードセンターから入手できます。Quartus Primeのエディション選択で「Lite」を、バージョンを選択で「最新バージョン」を選択します。

ダウンロード方法で「ダイレクト・ダウンロード」にチェックを入れ、追加ソフトウェア・タブを選択してQuartus Prime Programmer and Toolsをクリックしてダウンロードします。

ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールを開始します。

「 Next」をクリック。

「I accept the agreement」をチェックして「Next」をクリック。

インストール先を選択して「Next」をクリック。

インストールが完了し、その後に起動するツールを選択します。Signal TapとSystem Consoleのチェックは外して「Finish」をクリック。

デバイスドライバのインストールウィザードとProgrammerが立ち上がりますのでドライバをインストールしてWindows10を再起動します。

Programmer(Quartus Prime version)の設定

  1. Windows10の[スタートボタン] → [Intel FPGA version Lite Edition] → [Quartus Prime version] → [Programmer (Quartus Prime version)]をクリックしてProgrammerを起動し、「Hardware Setup」をクリックする
  2. Hardware SetupウィンドウのCurrently selected hardware:でUSB-Blasterを選択して「Close」ボタンをクリックする
  3. Hardware SetupにUSB-Blasterとなっているのを確認する

プログラミング・データの書き込み

USBメモリにコピーした5M570_Register_Control.pofというプログラミング・データを書き込みます。

  1. 「Add File..」をクリックしてファイルを選択して「Open」をクリックする
  2. [Program/Configure]のF:/pof/5M570_Register_Control.pof行を選択して「Start」をクリックする
  3. [Progress:]に100%(Successful)で書き込み完了

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